MBAファイナンス -グロービスマネジメントインスティテュート

4章「資本コスト」を読んだ。プロジェクトの収益率は借入と株式のコストからなる資本コストを超えなければならない。一般的に株式のコストのほうが高い。
借入コストは(金利)×(実効税率)×(長期負債の時価)で求まる。一方、株主資本コストは(株式コスト率)×(株主資本の時価)で計算できる。ここで実効税率とは利子費用による税金免除を計上したもので、株式コスト率はベータ理論を用いて FreeRates + β{IndexRates−FreeRates} で計算されたものである。 

1章は「キャッシュフロー」概念の説明から実際の計上方法を紹介していた。経営はキャッシュフローの極大化を優先しなければならないということが理解できた。
2章「現在価値」と3章「インベストメント」は等比級数と分散の計算がわかれば容易な内容である。