非接触型ICカード

ICカードの普及は技術的には可能となっている。しかし、採算のとれる事業であるかどうかは疑問で模索中といったところだ。採算など考えずに理想のICカードを自分の生活のなかから考えてみる。
まず、フェリカのように交通機関の利用が考えられる。定期券も兼ねるプリペード方式で自動改札で清算される。切符売りばや乗り越し清算の前で並ばなくて済むし、料金表を見上げて駅名を探すこともなくなる。そして学生証や社員証として施設の利用のIDとなる。生協割引や社割なども自動で割引して清算が行われる。そしてポイントカード、CDのレンタルカード、美容院のカードなど。これはセキュリティが甘くなりそうなので、アミューズメント要素だけをまとめてカードにする。病院用のカードも共通にして、血液型や体質、アレルギー手術歴を引き出す鍵に利用できそうだ。ただし、情報が漏れると一番コアなプライバシーなので少々恐ろしい。それからPCのソフトウェアのライセンス、ネット利用のライセンス、音楽CDの著作権、ケーブルテレビののチャンネルライセンスのICカードがあれば便利だと思う。ハードに依存せずライセンスがあればどこでも利用できるシステムをつくる。ヘッドホンとICカードを持っていれば、レコード会社が音楽データをヘッドホンまで届けてくれるようなものがあると便利だ。最後に警察の自転車防犯登録に応用してほしい。よく止められる。
参考→「韓国のICカード事情」 http://bizplus.nikkei.co.jp/genre/it/media/index.cfm?i=i_nri056 非接触ICカードの世界に触れる http://it.nikkei.co.jp/it/sp/iccard.cfm