野菜のSCM

日本ブランド農業事業協同組合(略称:JBAC)をWBSで知った。ブランド野菜と提携し、食品加工業者、食品販売業者、サービス業者等への営業、供給、サービスを行う組合である。外食産業の立場では食材を選ぶ事は大変な作業であるが、ある基準をもとに提携している信頼あるブランド野菜を提供することで双方の効率化を図っている。季節による農家同士の補間やアンテナショップでの宣伝などの効果もある。JBAC認定の基準となるものは野菜の旨さと明確な製法である。質を保つ為にはある程度厳しい査定も必要だろう。消費者にはどうだろうか。例えばほうれん草は本来淡い色のほうが栄養価も高く良いものとされているが、消費者にはその認識がない。ブランドの信頼性をもって、消費者を育てることにも期待が持てる。現在の課題は値段が通常の1.5〜2倍であること。http://www5.ocn.ne.jp/~infojbac/index.htm
野菜の需要はなくならないし、経済水準があがれば品質の良い物、健康に良い物を求めるようになるだろう。流通の効率化は野菜ビジネスを盛り上げそうだ。